忍者ブログ
手前の人生の無駄遣いっぷりを書き連ねる場所
[218]  [217]  [216]  [215]  [214]  [213]  [212]  [211]  [210]  [208]  [207
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 ヤバい、喉ヤバい。唾飲むのが猛烈辛い。声を出せる気がしない。鼻も詰まったまんまで思考する気力も起きん。今日は自主映画の仲間内で花見をする予定だったんだが、ダメ、無理、パス。メールで欠席の旨を伝えてから、布団の中で夕方まで過ごす。

 大分調子を取り戻してきたが、寝過ぎて夜眼ぇ冴えちゃってしまったから、昨日amazonから届いた『血を吸うカメラ』のDVDを観る。

 映画史上初めて変態性欲のシリアルキラーを真っ向から描いた問題作*。同時期に似たようなテーマで作られたヒッチコック監督の『サイコ』と違い。公開時に惨憺たる評価と批判でケチョンケチョンに叩かれ、監督生命を断たれて、それから一切映画を作らせて貰えなかったという曰く付きの作品。

 とはいえ、別に酷い映画ってワケじゃないんですよ。ただ撮るのが十年早過ぎた…そんな映画。三脚に仕込んだ刃物を使って、死ぬ寸前の顔を撮影しては自宅で鑑賞するのが趣味の異常者を、まるで悲劇の主人公の様に描く事が、お堅い英国紳士の連中には許せなかったんじゃないかと。

 それにしても、この邦題は秀逸だと思う。

(*それより以前にもロリコンの殺人鬼が出てくる『M』ってドイツ映画があるけど、アレってどっちかというと"殺人鬼より大衆心理の方が怖い"みたいな話だし)

拍手

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
HN:
tog.
性別:
男性
自己紹介:
東京生、下町の印刷工場で単純労働に勤しむ日々を送り、たまの休日はその殆どを寝て過ごし、残りは「もっと有意義な使い方があるだろう」と自己嫌悪して終る。
取敢えず眠る事に勝るような、没頭できる趣味が欲しい。

pixiv.gif
Twitter ブログパーツ
ブログ内検索
リンク
バーコード
アクセス解析
最新TB
忍者ブログ [PR]