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手前の人生の無駄遣いっぷりを書き連ねる場所
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仕事始めは部長の挨拶から。以下、要約。

「皆も知っての通り、わが社も不況の煽りを受けて厳しい業績となっている。我々生産は営業が仕事を取ってくるのを待つのではなく、極力無駄を切り詰め、どうすれば仕事一つに対する利益率の向上を図れるかを考える必要がある」

――あー、恐らくこーゆーのって、全国の町工場で同時多発されてる挨拶だと思うんだな。独特だったのはこの先。

「…と、まぁ、堅苦しい話はここまでにして今日の予定だが、仕事は早目に済ませココで新年会を行う。今日はこのためにいいモノを買ってきたんだぞ」

てっきり、"いいモノ"って食材の事かと思ったら、袋から取り出したのはホットプレートでした。これで肉焼いて食おうってことらしいのですが…。

部長…、まさかそのホットプレート、経費で落としたんじゃないでしょうね?

………………………。

肉はおいしかったです。

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9369188.jpg さて、正月三が日を終え、今年は「いろいろやろうぜ」を目標として残り少ない20代を生き急いで行こうと思ってるワケですが、では「具体的に何すべきか?」というトコに至ると、そこで思考停止をしてしまう低脳っぷり。困ったモンですね。

 今日は映画を観て来ました。無難な休日の過ごし方です。日頃の忙しさの所為もありますが、年々、劇場から足が遠のいているので、今年はもっと映画とか観て、手前の薄っぺらな人生にささやかな彩りを与えていきだいですね。

 …で、今年一発目に選んだのが早稲田松竹でやってたアンゲロプロス監督の『旅芸人の記録』というのは些かハイブロウ過ぎるのではないでしょうか?(因みに今年最初に観たDVDは去年公開されたB級モンスター映画『フィースト』です。何だ、この落差)



 上映時間4時間という、家で観たら絶対倍速再生してる長さの理由は、異様なまでの長回しの多用によるもので、「うわ、これ1カットで纏めてんのかよ」と驚いてみたり。しかし、何より驚きなのは、共産主義の主張を声高に上げている本作が撮られた時期が軍事政権下であること。どうやら軍部を騙し騙し撮っていたようで、直接的な暴力シーンは極力避け、登場人物の語りで済ませている(勿論、1カットの長回し)。

 あとギリシャ神話とかも絡めてんだけど、そこら辺はちょっと門外漢なんで…。そういうの全部ひっ包めて鑑賞できたら、もっと凄ぇって思えたんだろうけどね。

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サイト名について:
 スティーヴン・キングの短編小説『しなやかな銃弾のバラード(原題:The Ballad of Flexible Bullet、『神々のワードプロセッサ』収録)』から。
『神々のワード・プロセッサ』(スティーヴン・キング)









 編集者が狂気に憑かれる内容と"気が狂(ふ)れる"のダブルミーニングで。
 最初は「狂レ気死」って書いて「フレキシ」って読ませようとか思ったが、なんか厨っぽいんでやめた。

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男性
自己紹介:
東京生、下町の印刷工場で単純労働に勤しむ日々を送り、たまの休日はその殆どを寝て過ごし、残りは「もっと有意義な使い方があるだろう」と自己嫌悪して終る。
取敢えず眠る事に勝るような、没頭できる趣味が欲しい。

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