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手前の人生の無駄遣いっぷりを書き連ねる場所
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"片渕須直監督になら抱かれてもいい"というダチ(男性)に、
監督のトークショーあるからってんで新文芸坐のオールナイト上映に誘われて行ってきました。
 
久々に行ったけど結構混んでるなぁ。やっぱ、アニメの企画だからかね?

上映したのは以下の四本。

『空飛ぶゆうれい船』

俺より上の世代のアニメファンが必ずといっていい程、傑作として挙げる作品。
コレ色んなイミで凄ぇわ。
確かに今のアニメに比べればツッコミ所が多いけど、子供向けに作ったとしては内容も濃いし。

誰も乗ってない戦車が街を走る演出はかなり良かった。

『どうぶつ宝島』

事前にトークショーがあったおかげで、ヒロイン誕生の経緯とか、制作の背景を知る事が出来た。
別に知らなくても見応えあったし、面白かったけど。

しかしまぁよく動くわ。
ここで飛んだり跳ねたりといったアクションのノウハウを経て、『カリ城』に繋がるんだろうなぁ。

『アリーテ姫』

大学時代に観た時よりオッサンになった所為か、
アリーテ姫そっちのけで魔法使いの爺さんに猛烈感情移入。
多分監督も同じ心境だったんじゃなかろうか?

そして千住明の劇伴は反則。涙腺緩みそうになる。

『マイマイ新子と千年の魔法』

評価高いのに派手さに欠けるからイマイチ知られてない。という勝手な印象のある作品。

原作読んでないけど、恐らく児童向けにアレンジしてあるんだろうな。
後半、一旦重い展開に沈みそうになるのだが、
このままヘビーに行ったらもっと俺好みの映画だったのにな。
自伝小説だからそうはならないんだけど。

…こうして新旧"漫画映画"を二作ずつ観賞したワケだが、
やっぱ近年は"大人のアニメファンへの目配せ"ってのが顕著になってんのかね?
比較対象にはし辛いけど、楽しめる年齢層の幅が広いのは確実に前の二作だと思うんだ。

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東京生、下町の印刷工場で単純労働に勤しむ日々を送り、たまの休日はその殆どを寝て過ごし、残りは「もっと有意義な使い方があるだろう」と自己嫌悪して終る。
取敢えず眠る事に勝るような、没頭できる趣味が欲しい。

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