忍者ブログ
手前の人生の無駄遣いっぷりを書き連ねる場所
[38]  [39]  [40]  [41]  [42]  [43]  [44
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 ついさっき読了。この人の小説初めて読んだけど(デルモンテ平山名義のゴミビデオ評は愛読してましたが)、基本は恐怖とバイオレンスで、それに適度なユーモアや蘊蓄といった、あまり馴染まなそうなジャンルを上手く混ぜて独特な後読感を与える作家さんです。まぁ、そういうゲテモノ感溢れる内容ですから、正統派ではないわな。B級テイストを楽しめる人なら、ハズレはしないと思います。

 特に拷問とロマンスを混ぜ合わせた『怪物のような顔の女と溶けた時計のような頭の男』は好きです。まぁ、散々エグいモノ見せた後なら多少陳腐でもいい話っぽくなるがな。西瓜に塩みたいな原理で。

 ただ、全編読んだけど、どうしてこの作品が「このミステリーがすごい!」に選ばれたのかは判りませんでした。ミステリの定義ってどういう基準でつけられてんだろう?

拍手

PR
0a6c9484dc5aeb4258de029334216db0.jpg 池袋で『ヘルボーイ ゴールデンアーミー』を観る。前回に増してファンタジー・オカルト系の小ネタがワラワラ出てきて、ニヤニヤしてしまう。

 この映画の凄いトコって、クライマックスで主人公達が「人間の味方」でいることを放棄しちゃうんだよな。社会から爪弾きにされてる怪物・異形の視点で終始物語が進んでる。ビジュアル的には明るいんだが、内容的には最もダークだった頃のティム・バートン作品に通ずるモノがある気がする。

 封切二週目にして劇場ガラガラだったが、続編の制作は決まってるらしいんで、次回はそこら辺をもっと突っ込んだ話になるんだと思う。期待。

拍手

 そろそろ仕事量が通常に戻ってくる。終わりそうにないんでテキトーに切り上げて22:00退社…しようとしたところ、部長に呼び止められる。俺に二千円渡して「コレでコンビニ行ってビール買ってきてくれ」ってさ。

 「ヤだよ。例大祭の原稿描くんだから。ってか、昨日も呑んだじゃないッスか?」とはおくびにも出さず。近所のエーピーにダッシュ。終電まで会社で呑んだくれる。

 少ないツマミを補う為、ダラダラ話しながらの飲酒、そん時の会話で知ったんだが、俺の上司の血液型がRH-らしい事を知る。RH-の人って希少だから献血すると図書券が貰えるらしい。いいなぁ。

拍手

 21:00退社。後、部長と駅前の居酒屋で23:00まで呑む。下町の印刷工場に勤めて早三年。昨年の人事異動で最も仕事が忙しい部署と呼ばれるトコに飛ばされまして、現在に至るワケですが、仕事量の多さより飲酒量の多さに辟易する毎日を送っております。ホント、隙あらば居酒屋でビール、寄る暇が無きゃコンビニでビール買って路地で乾杯ですよ。俺的にゃKorpiklaaniの"Beer Beer"が最も似合う部署だと思ってます。



 へべれけになりながら帰宅、取りあえずイラストでも描こうとしたのだけど線が真っ直ぐ描けないのですぐやめて、借りてきたDVD『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』を観る。多分歴代ゴジラシリーズでも一、二を争う不人気作品ではないかと。俺も悪評ばっか耳にしてたから、実際の作品を観るのは初めて。
 
 幼子なら誰でも夢想する"自分の世界"を映像化し、いわゆる子供の視点でゴジラを語った稀有な作品だけど、殆どの怪獣のシーンは使いまわしだもんな。


↑本作の予告篇は一番最後

 冒頭、ジャブ程度に公害の話を取り上げてるけど本筋には絡まず。これをつきつめてって翌年にゃ怪作『ゴジラ対ヘドラ』ができるんだけどね。

拍手

 19;30退社。駅前でトンコツラーメン食ってから本屋でエロマンガ『少女ショー』(新貝田鉄也郎)と文庫版『独白するユニバーサル横メルカトル』(平山夢明)を購入。

4862525431_01__SCLZZZZZZZ_.jpg20090106G249.jpg










 家帰ってエロマンガだけ読む。ああ、華奢な少女の脚って、どうやったら上手く描けるんだろう?…性的興奮より先にペンタッチに目が行くようになっている自分。枯れてんぞ。

 それから今週の月曜に近所のGEOで借りた『クローバーフィールド』を観る。良かった。何が良かったって85分という短さが良い。あと、20分長かったら吐いてたね、確実に。手持ちカメラのガクガク感は四国の霊山をレンタカーで走るより酔う。それさえ無けりゃ、別段悪い映画でもないッスよ。まぁ、映画つーよりテーマパークにある擬似ライドマシンに近いけどな。

 こっからオチの話になるんですけど、ビデオテープの最後に重ね撮りされずに残っていた過去の映像を出すという演出は巧いなぁ。と、感じた。フツーの映画で“ラストに一番幸せだった瞬間の回想を持ってきて締め”っつーのはよくあるが、モキュメンタリーで違和感なく一本のテープに詰まったものとしてやってのけるのはお見事という外ない。このテの巻き込まれ型フェイクドキュメントって、そのまま続けると大抵オチが投げっぱなしで弱いからな。

拍手

18:45退社。まだ仕事が忙しくならんので早く帰れて嬉しい。アマゾンから本二冊とCDアルバム一枚が届く

51Ble1h5NWL__SL500_.jpg








『アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない』(町山智浩)
9784896372922.jpg








『雑君青保プ』(雑君保プ)
41F3JTS9A9L.jpg







『MEATHOLE』(Venetian Snares)

 取敢えず『雑君青保プ』流し読み。『ゲーメスト』の通販コーナー脇に載ってた四コマが(全部じゃないけど)纏められており、格ゲー全盛期だった学生時代を思い出す。まぁ、俺はSTGしかやってなかったけですど。

 作品解説を読むと、近頃は以前より企業がキャラのイメージを重要視する風潮が強くなっているっぽい。そういや、昔ほどゲーパロのアンソロジーとか見なくなったよなぁ。ギャップで笑いを取るのは名誉毀損行為になるのか?愛があれば別に構わないと思うんだけどな。

 Venetian Snaresは大学時代にトレヴァー・ブラウンがジャケ描いてたって理由だけで衝動買いしたアルバム(『Doll Doll Doll』)を聴いて以来虜になった、ぶっ壊れ変態ブレイクビーツの雄。



 まぁ、聴く人を選ぶことこの上ないです。

拍手

 昨日映画観に行った帰りに借りたCDのデータをmp3プレイヤーに入れようとしたら、途中で応答しなくなった。タコ足で電力供給のままならないコネクタに挿した所為だろうか?やむなくUSBコード抜いたら中の全データが飛ぶ。俺の意識も飛ぶ。

 厳密に言うと中のデータ自体は無事なんだけど、プレイヤーが認識してくれないの。しょうがないから、一旦中身を消去して認識し直すことにする。でも一万曲も入ってるの修復するので大変。

 俺、KENWOODのkegってプレイヤー使ってんだけど、このマシン名前のソートが独特でさ、小文字と大文字が別々に認識してあんの(あと平仮名と片仮名も)。だから例えばリモートCDDBで情報検索しても"thee michelle gun elephant"と"THEE MICHELLE GUN ELEPHANT"だと全く別モノで分類してしまうから、ただデータを突っ込むだけじゃなくて、アーティスト情報とか統一させたりといった微妙な修正が面倒なのよ。別に聴くだけなら問題無いんだけど、何か気持ち悪くって。

 取敢えず特にフェイバリットな1000曲を復元。これで外を歩ける。

拍手

5b2007045dhot_fuzz.jpg51Y9mkR3uHL.jpg 早稲田松竹で『HOT FUZZ 俺たちスーパーポリスメン』と『俺たちフィギュアスケーター』鑑賞。

 『HOT FUZZ~』は二度目。最初観た時はその内容の濃さに圧倒されたが、今回は大筋知ってるから細かい演出に目が行く余裕が出てくるね。

 監督はサービス精神が豊富なようで、「DVDで何度も観てくれるように」って、いっぱい小ネタを散りばめてるみたい。

 『俺たちフィギュアスケーター』も面白かった。スポーツものってルールを把握してスポーツ自体の面白さを伝える場合と、よく知らない人がネタ優先で破天荒な話を作る場合の二種類があって、本作は明らかに後者。こういうのって勢いが中途半端だとどうしようもなくつまんなくなるけど、見事に高いテンションを維持してました。

 アメリカンコメディで垣間見るブラック笑いが大好きな身としては、マスコットキャラの不遇っぷりと、北朝鮮フィギュアペアによる必殺技"アイアン・ロータス"で爆笑。主人公のストーカーがもうちょいストーリーに絡んでくれれば言うコト無かったんだけどなー。キャラが強過ぎて扱い辛かったのかな?

拍手

 月に一度の土曜出勤。

 土曜なんで仕事は軽め。新年なんで鏡開きもやる。…いや、俺が前居た部署ではやってなかったけどね。何か、この部署は会社とは違う価値観で物事が進行してる。いろいろ新鮮だなぁ。

 飾ってた餅を次々と焼いていく。ホットプレート早くも大活躍。供えた餅の量が半端無かったので、勢い余って外にコンロ持ち出してって雑煮を始める始末。寒空の下で鍋を囲む様は派遣村のようでもある。

 しこたま食ったらすっかり正月気分に逆戻りで、もう午後からの仕事がダルいことダルいこと。

拍手

b00000585.jpg 定時退社。借りてたDVDが明日返却なので、丁度いいや。深作欣二監督の『県警対組織暴力』を鑑賞。面白いんだけど、ネイティブな広島語って時折意味判んないや。

 でも、「マラボケしてっと命を落とすぞ」とか名言がいっぱい。こういう普段耳にしないようなオッサン臭いレトリックは痺れる。冒頭でライター没収されたチンピラの話が終盤本筋に絡むトコなんかが凄い好き。巧いよなぁ。

 で、まぁ、それはそれとして、俺、昔の映画のDVDに特典として入ってる公開当時の予告編とかを観るのが結構好きだったりする。あの当時の雰囲気をそのまま凍結させたような感じが堪らないんですよ。で、その殆どがフッテージとかありもしないカーチェイスとか、本編に一切入ってないカットが大半を占めるいい加減さ満点の予告で、本編を観た後でもかなり楽しめるんだよね。



 こういう手法って今やったら訴えられたりすんのかね?別にイイと思うんだけどねぇ。インパクト重視でネタバラシ寸前のヤツや、クライマックスシーンそのまま引っ張ってきたりとか、過剰なサービスで観る側に想像させる余地の無い仕上がりの今のCMなんかより面白いと思うんだけどね。

 更にTV局がスポンサーに付いた日にゃ、絨毯爆撃の様に繰り返し見せられる。…そうしないと劇場に客が入らないのは重々承知してっけどさ。

拍手

<< 前のページ 次のページ >>
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
HN:
tog.
性別:
男性
自己紹介:
東京生、下町の印刷工場で単純労働に勤しむ日々を送り、たまの休日はその殆どを寝て過ごし、残りは「もっと有意義な使い方があるだろう」と自己嫌悪して終る。
取敢えず眠る事に勝るような、没頭できる趣味が欲しい。

pixiv.gif
Twitter ブログパーツ
ブログ内検索
リンク
バーコード
アクセス解析
最新TB
忍者ブログ [PR]